2016年9月12日月曜日

娘の小学校の件について思ったこと

相変わらず娘は小学校に行くのが辛そうだけど、少し引いて考えると、
小学校の先生側も言語を話せない子供を扱うのは大変だろうなと思う。
実際、個別に英語力を診断したり、それ用の補講的なものも用意している。
もちろん、そこにレベルを合わせると他の生徒への教育レベルも下がってしまう。
まあうちのように数か月滞在するだけの人間はともかく、特に南部の方では
スペイン語しか話せない子供など少数派と切って捨てられない数いるだろうし
(比較的新しい問題であって、これまでもうまくやってきたという類の問題でもない)、
そのために払うべき社会的なコストは測り知れないと思う。

他方、どんどん外国人を受け入れようとしている国もある。
その人たちが子供を連れてくる、子供を産むとなると、当然同様のコストを支払う必要がある。
自分は初等教育に携わるものではないけど、(賃金は上げないくせに)
現場の努力でどうにかさせようという根性論だけは勘弁してあげてほしいと思う。

大学院授業の英語化なんて、それに比べれば小さな問題だと思った。

0 件のコメント:

コメントを投稿